【さいばいにっき(ひょうたん編)】

ろくがつに、ひょうたんをうえたよ。
あついひには、はっぱがすぐに、しおれてしまうので、いっしょうけんめい、みずをあげたよ。そしたら、おふぃすの2かいにとどくくらい、おおきくなったんだ。
でも、ひょうたんの、おもしろいかたちの「み」が、ぜんぜんならないんだ。
なんで、ひょうたんの「み」がならないの?
おじいさんに、きいてみたんだ。
おじいさんは「じゅふん」してないからだっていうんだ。

「じゅふん」ってなあに?
それは、たとえれば、✖✖✖みたいなものなんだって。
ふうん。でも、ぼくはこどもだから、いみがわかんないや。

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雄花。すいっと丈が長い。

 

 

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雌花。丈が短く、根元になんとなくひょうたんの形がある。

 

ひょうたんは夕顔科の植物で、文字通り、夕方から朝にかけて花を開く。
よって、受粉はこの時間帯に、主に蛾を媒体にしてなされる。
昼間に花を開けば、蝶やミツバチが沢山やってくるのに、夜に花を咲かせるものだから、花に寄って来るのは蛾ぐらいなものだ。
だから、人工的に受粉させるのだそうだ。
午後7時位に、ひょうたんの花が咲いた。今がチャンスだ。
雄花をチョキン!雌花にペタン!受粉完了!
これを花が咲くたびに繰り返す。
収穫が楽しみだ。だ。