「さて帰るか」と、事務所に鍵を掛けた。 ふと柱を見るとヤモリが張り付いていた。 梅雨の時期から晩秋に掛けて、コイツがちょろちょろと顔を出す様になったのは数年前からの事。「お前で何代目だ?」と、問いかけるが、当然返事は無い。そもそもヤモリの寿…
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